エスノグラフィー/ホームビジット

行動や生活環境のすべてが、課題発見の手掛かり

エスノグラフィーは文化人類学や社会学などでの調査・研究で使用される手法であり、マーケティング領域においては、対象者の行動を観察して商品やサービスの潜在的なニーズ、困りごと、価値、課題を見出す探索型の調査としても活用されています。なかでも、対象者の自宅を訪問し、実際の生活の様子を観察しながらインタビューを交える「ホームビジット」は、JMAが得意とする調査のひとつです。

JMAの「ホームビジット」は、経験豊富なスタッフが商品やサービスの使用環境、使用実態を観察することで、対象者本人が認知していない行動や困りごと、ニーズなどを探り出し、言語化されていない課題を浮き彫りにします。また、対象者の行動に加え、自宅に置かれた家具や物などプロフィールが投影された多くの手がかりから、価値観と嗜好の関連性を見出し、ニーズ探索に加え好みの製品形状・デザイン・色調などの傾向も把握できます。ホームビジット後にはワークショップの開催も可能。顕在化した課題に対してディスカッションし、クライアントの求めるゴールへと導きます。

JMA「エスノグラフィー/ホームビジット」の特長

法人施設への訪問調査も可能

JMAでは個人宅への訪問だけではなく、福祉サービス第三者評価で得たノウハウを活用し、介護施設や病院などの法人施設での調査も行なっています。 一般消費者と法人とでは異なる課題やニーズを形にし、新たな気づきを引き出します。

オンライン配信で「人数の制限」問題を解消

従来のホームビジットでは、スタッフ数名の訪問が一般的でしたが、JMAでは、オンライン配信を活用し、最少人数(1名~)での訪問を行い、過密な状態を避けて実施しております。調査の様子は、ほぼリアルタイムでリモート視聴でき、質問なども随時受けられます。
なお、JMAでは新型コロナウイルス感染防止対策を含めた利用のガイドラインを作成して、感染防止に努めています。

Case Studyこんな時におすすめです~活用事例~

  • デザイン思考・UX関連の課題におけるユーザー理解
  • 自宅で行う作業や、行動、使用環境の把握
  • 食品・飲料・調味料などの使用実態使用シーンと未充足ニーズの把握
  • 趣味に関する実態調査
  • 日用品・家電の使用シーンと未充足ニーズの把握生活家電の使用実態
  • 食事や運動、美容など生活習慣の調査
  • 介護や小さなお子さんのいるご家庭の調査

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