1名を深堀する分析

“たった1人”をよく理解することで
アイデアの種を引き出す

広く多くの人から収集した回答データを数値化して分析する定量調査に対し、対象者の発言や行動、観察者が見たままの状態や印象など数値化できない情報から分析する定性調査。グループインタビューのほか、1人ずつ分析していくデプスインタビューやエスノグラフィーといった手法があり、比較的少ないサンプル数で実施されます。

弊社では、市場全体を、ヘビーユーザー、ライトユーザー、ノンユーザーなどのステータスに区分して、課題の解決に最適と考えられるステータスに属する「1人」を対象者として抽出し、インタビューをはじめとした各種手法を用いて徹底的に理解することで、商品やサービスの新たな可能性を見つけていきます。

対象者はクライアントの課題によって変化し、例えばライトユーザーをヘビーユーザーに育てることが課題の場合は、1人のヘビーユーザーと徹底的に向き合います。その対象者がヘビーユーザーになったきっかけや背景を掘り起こし、そのきっかけをライトユーザーに提示することで、ヘビーユーザーとなる可能性を見出します。
一方、リピートに課題があるといった場合は、中止者に対して中止した理由や状況を聞き出し、深層心理に迫ることで中止要因を探り出します。その要因に対して事前の対策をとれば、離反を防ぐことに繋がるためです。

ペルソナ作成のほか、顧客特性に応じて行うため、顧客(ユーザー)の購買行動を左右する、言語化されない深層心理のニーズの汲み取りに適しています。顧客が現在のステータス(ライトユーザー、ヘビーユーザー、中止者など)に至った経緯を丁寧に紐解き、得られたアイデアを、その後に定量的な検証にかけるなどしながら、様々なマーケティング戦略に活用していきます。

【ステータス区分】(一例)
■ユーザー
└ヘビーユーザー
└ミドルユーザー
└ライトユーザー

■ノンユーザー
└非認知者
└認知非使用者

■中止者

【主な手順】
▼顧客のセグメンテーション
▼戦略ターゲットの選定
▼ターゲットに対する分析
▼この分析から得たアイデアの定量的検証

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