評価グリッド法®

対象者の価値構造を対比から解き明かす「評価グリッド法🄬

評価グリッド法🄬とは、ブランド選択のシーンなどでよく発生する「対比」という心の動きを用い、対象者の価値観と商品・サービスの属性価値との結びつきを構造的に明らかにしていくマーケティング調査およびインタビュー手法です。

特定の商品・サービスの評価に対し、「なぜ、それが良いのか」などの掘り下げた質問を繰り返し、商品・サービスが持つ属性価値から機能的な価値、情緒的な価値、生活価値(価値観)までを深耕していく「ラダリング」と呼ばれるインタビュー法から生まれた手法のひとつで、讃井純一郎氏(関東学院大学教授)によって枠組みが確立されました。

評価対象を提示して対比させ、判断のもとになった価値を抽出。評価(ベネフィット)から上位概念である「生活価値」や、下位概念である「属性価値」をプローブすることで、具体的なキーワードや幅広い価値要素の抽出が可能となります。

対比という対象者にとって考えやすく、回答しやすい行為をもとに、どうしてそれがよいか(上位概念の抽出)、あるいはそのためにはどうなっている必要があるのか(下位概念の抽出)を問いかけ相手の概念・認知構造を明らかにしていくものです。

JMAではブランド調査や初期購入調査などにおけるインタビューなどで活用しています。

評価グリッド イメージ

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