Messageごあいさつ

弊社50周年に寄せて

ホンネを探る

2018年、JMAは創業50周年を迎えます。

今日に至るまで会社が成長してこられたのもクライアントをはじめ多くの関係各位の皆様からのご支援・ご協力のおかげです。改めまして厚く御礼申し上げます。

さて2018年は明治150年だそうです。そして1968年に弊社はその産声をあげました。つまり日本が近代への一歩を踏み出してからちょうど100年目の年ということになります。その頃の日本は1970年の大阪万博開幕を控え高度経済成長の真っただ中でしたが、一方では学生運動が激しくなりさらには三億円事件が起きるなど、社会の矛盾と不安が少しずつ見え隠れした時代でもありました。

そんな世情においてマーケティング・リサーチという当時としては非常に先進的な概念をビジネスとして立ち上げたというところに創業者のフロンティア精神と先見性を感じることができます。

我々JMAはこのような創業時のDNAを継承しつつ、独自の発想力と行動力で、これからさらに進化してゆきたいと思います。

2018年は「これまでの歩み」から次の50年に向かって「進化の一歩」を踏みだす、その最初の年であるということを社員一同自覚して日々課題に取り組んでまいります。

Keep Going ! JMA.

株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー
代表取締役 中村 登

「社長!50周年記念に向けて何か一言」と言われ、とりあえず検索エンジンに「50周年 社長 挨拶」と入れてみる。まあ出てくる出てくる。50周年という区切りがよいこともあるが参考文献には事欠かない。ところが5件ばかり読んだところでやめた。構成というか起承転結がみな同じなのだ。

どの社長の挨拶もおおまかに分類すると以下のような流れになっている。

1.50周年を迎えられたことに対する顧客への感謝
2.創業時の苦労話、現在の会社の発展の状況
3.「創業の意思を受け継ぎ」さらに将来への決意
4.締めくくりに「新たな50年への第一歩」(これ決まり文句みたいです)

まあ無難である。顧客に感謝し会社の生い立ちと将来を語るのは社長のタテマエとしては至極当然である。でもおもしろくない。しかも4の「新たな50年への第一歩」というのもなんだかなあ。どの社長も50年後に生きてないだろう、とツッコミたくなる。

1年先の売り上げ状況が読めない時代である。何が起こるかわからない社会情勢である。会社というのは日々動いていてつねに「一歩」を踏み込んでいる。

あえて言えばこれだけは事実だ。
とにもかくにも50年間歩み続けてきた。
そしてこれからも歩み続ける。
止まらずに。

Keep Going ! JMA.

株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー
代表取締役 中村 登

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