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社長交代インタビュー

弊社では、2014年3月1日の代表取締役社長交代に先んじて、前社長:澁野一彦と、新社長:中村登に対する「バトン・インタビュー」を実施いたしました。堅 苦しい文面ではなく、【口語体のメッセージ】で、社長交代に向けての気持ちをお伝えするため、「インタビュー」という弊社ならではの方法を用いました。会 場はおなじみ「宇田川町インタビュールーム」となります。

出席者:澁野一彦 中村登/インタビュアー:梅津 順江/コンテンツ制作:牛堂雅文

2014年2月JMA社長交代_澁野→中村

2014年2月JMA社長交代_澁野→中村

 

●「短気」vs「穏やか」

梅津:ではインタビューを始めます。澁野さん、お疲れさまでした。そして、中村さん、これからよろしくお願いします。

中村:よろしくお願いします。

梅津:さっそくですね、対談といいますか、バトンインタビューということで始めさせていただきます。お二人はタイプが違うと思うんですけど、「自分はこういうタイプ」っていうのはありますか。

インタビュー風景

インタビュー風景

中村:私はどちらかというとあまりイライラしないというか。自分で言うのもなんですけど比較的穏やか。イラついたりとかそんなにない気がする。

澁野:そうだね。まったく逆だよね俺と。俺は短気だと思う(笑)

梅津:はい(笑)

澁野:出るんだよね。仕事もどっちかというと飽きっぽい。だから最初やり始めてだいたい中村に引き継いで大きくなるっていうケースが多かった。

梅津:じゃあ大変でしたね、いままで(笑)。

澁野:まあでも最初乗り越えるのは何でも大変だよ。

中村:最初は大変だから。その後はなんとかなるってところもあるし。

澁野:その辺はだからうまく連動してたんだと思うよ。

●「夢を語る」

梅津:これからどういうスタイルでいきましょうか。

中村:まぁ澁野さんは自分のやりたいことをこれからやっていただいて。

澁野:やりたいことって言っても当然会社に意味があることをやろうとは思ってるけどね。

中村: 僕はかっこいい言い方すれば、社員と夢を語りたいですよね。社長の役割というのは、方向性を決めてこういうふうにしたいという考え方を社員と共有しながら 進めていくっていう。 私一人の力はそんなにたいしたことないので、社員の皆さんの後押しによって旗を振ってこっち行こうってしていかなきゃいけないと思う。

新社長:中村登

新社長:中村登

梅津:素晴らしいですね。

澁野:ね。僕はなかなかできなかった(笑)

中村:いやいや。社員のみんなが押して原動力になってくれるのを、ちゃんと舵を切ってこっちの方向に進むぞと。もちろん自分も動きますよ。

梅津:座右の銘とか、大事にしてる言葉ってありますか。

中村:今言った「夢を語る」ってことですかね。座右の銘っていうか社長としてやっていきたいという意味での言葉。みんなそれぞれ社員も夢があると思うんです。その夢を一緒になって叶えていきたいという気はしますけど。

梅津:今日はその言葉を書いていただこうと思っているんですよね。こちらに。

中村:書くってここに?

夢を語る

梅津:達筆ですね。

澁野:達筆だな。

梅津:澁野さんはありますか。

澁野:特に座右の銘とかないんだけど、お正月に同期からもらった年賀状に書いてあったのが今の心境に近いかな。山頭火の「分け入っても分け入っても青い山」っていう。いまの心境かなって思うよ。新しいことをやらないといけないしさ。

前社長:澁野一彦

前社長:澁野一彦

梅津:澁野さんは新しいことをやり続けるんですよね、きっと。

澁野:そうだね。たぶんね。

梅津:走ってないと駄目なんですよね、きっと(笑)。

澁野:そうだね(笑)

●三代続いた芸術家の家系

梅津:尊敬してる方はいますか。

中村:俺はあんまりいないかなあ。月並みだけど自分を産んでくれた親かなっていうぐらい。あんまり歴史上の人物とか身近な人で尊敬する人っていない。

澁野:俺の世代はそんなのあんまり言わないよね、尊敬するとかなんとかって。

梅津:中村さんは代々いらっしゃいますけどその中でもお父さんが。

中村:自分の存在があるのは父がいたから…もう死んじゃいましたけど。

梅津:お祖父さんではなくて。

中村:そういう意味ではお祖父さんでもあるけどね。お祖父さんのほうが偉かったといえば偉かった。偉かったというか世間的に認められた人ではあった。

澁野:教科書とか載ってるわけだから。

梅津:なんか聞くところによる中村さんの血筋って芸術家と聞いて、お伺いしたいなと思ったんですけど。

中村:書道関係ですね。篆刻(てんこく)っていうんですけど、私は本当は4代目だったんです。浅草寺の両脇の額はうちのじいさんが彫ったものです。

澁野:すごい方ですよ。

中村:本堂のね。でも私はそれを継いでるわけでもないので。でも、家に書があったりする。

澁野:すごいのがあったりするんだよね(笑)

●羅針盤

梅津:では中村さん。事前にお伝えした、文章完成法のお題「今の気持ち」についてお願いします。

中村: 今の気持ちは【処女航海の羅針盤】。なぜならば、今までは澁野さんの船の1クルーだったわけですよ。 それが今回自分が【羅針盤】となり、方向性を決めていく。とはいっても今週から来週って一週間過ぎるだけなので(注:2月末インタビュー実施)、ドキドキ 感があるのかなと思ったけど、そんなに気持ちの高ぶりはないですね、でも、さあ行くぞっていう感じがしますね。

梅津:その航海はどこに向かっているんですか?ゴールを教えていただきたいなと思って。

中村:今の時代、変化が激しくて短期的にこうだという方向性はあっても、長期的なことは中々見えないよね。ゴールはね、グルグル回っていくんだな、港、港に。永遠に回り続けるような気がする。世界一周旅行ってそうでしょ、たぶん。長期的に見たゴールはない。

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梅津:それはどういう意味ですかね。

中村: どこかの時点で次の誰かにバトンタッチする日が来るんだけど。それまで、色んなことを経験しながら色んなことを吸収して、次世代のJMAを作りながら社員 の人達と一緒に次の港に行こうという感じですね。MROCもそうだし、JMAは色々やっていかなきゃいけない。 【羅針盤】と書きましたけど、比喩で言えば潮の流れとか、風向きとか、星座の位置とか、色々な情報を見極めながら進んでいかないといけないだろうという気 がする。

梅津:船はどんな船ですか。

中村:けっこう大きな船。古い船でも新しいセンサーを取り入れるし、社員がみんな乗っていますから。クライアントさんっていうのはその船のお客様かもしれないし。うちの船だったら安心ですよ、沈みませんぜって。

梅津:そのときのスピード感は?

中村: 今の時代、スピード感は必要なんだけど、船旅だとしたら一番大切なのは「お客様の満足」だと思うんですよ。そのコンテンツというか、船に乗ることによる満 足度を上げていかないといけないのであって、そうでないと飛行機で行けっていう話じゃないですか。例え話なんだけど。そんな気がします。

●肌で感じる、プロセスの共有

梅津:立ち寄る港の場所にも意味があるんでしょうか。

中村: そこにすごくいい観光地があったりとか、いいお宝があったりとかしたら寄港したくなるかもしれないね。 結局、単にその土地に行くだけだったらもっと他の行き方があるわけじゃないですか。でもうちのお客様と一緒に、一緒の船で行って、楽しみながらそこのとこ ろに到達するっていうことの意味ですよ。そこの土地の景色だけ見るんだったら船ではなくて、インターネットで検索して見ればいいじゃないっていう話。

梅津:肌で感じることが大事。「エスノグラフィ」のようですね。

中村:そうじゃないかと思います。現場感覚というか、お客様と一緒に肌で感じることが大事ですね。

澁野:一緒にプロセスを共有するってことに意味があるってことだもんね。

中村:うちの会社ってそういうことかなと思います。一方通行のやりとりじゃなくて相互関係で成り立っていく。ちょっと漠然としてるけど、そういったところはうちでしかできないって思います。

梅津:そのお客様との間をつなぐ役割っていうのは我々社員ですかね。

中村:もちろんそうだね。クルーの皆さんにそれはきっちりやって頂いて。私も一応最短距離を進むようにしますけど。遠回りするより最短距離を進んだほうがいい、でも途中に嵐があれば迂回するかもしれない。 とりあえず船に乗ってる間は陸に上がれない。走り出したわけですから。

梅津:覚悟を決めたと。

中村:そうですね、覚悟を決めてやるということだと。

●顧客満足ナンバー1

梅津:では将来のJMAはこうありたいっていうのをお願いします。

中村: ちゃんと測ったわけじゃないんですけど、【顧客満足度の高い会社】になりたいですね。【顧客満足度ナンバー1】の会社になりたい。 見積もりが安いから発注するっていうのはやってて面白くない。あの会社にお願いしてよかったな、と思われるような企業になりたい。やっぱりそういうところ で闘っていきたい。売上ナンバー1を目指すのではなく。

澁野:俺はすごい危機感を持っていて、今もしかしたらクライアント企業さんの方が情報収集能力が実はあるのかもしれない。お金もあるわけだし。

じゃ あ、うちは何をメインでやっていくかって話なんだよね。同業さんがデータサプライヤーになるのもそりゃ当然だよね。 でもそれじゃうちは生き残っていけないから。さっきのプロセスを追っていくことと同じなんだけど、やっぱりもっと深くクライアント企業さんに食い込んでい かないと無理だと思う。

もう少し上流で話ができるような付き合い方をしていきたいと思う。そういう意味で企画を作る力もそうだし、向こうと 対応して話ができる力もそうだし、データもそのまま提供するんじゃなくて、俺は「編集力」だと思っているんだけど、「編集力」を上げて行かないと続かない よね。

中村:昔に比べてリサーチがたやすくできるようになっている。たやすくできるってことは企業の中でたぶん価値が下がっていると思うんですよね。だからその価値をうちは高くしていかないと。

●趣味はスナップ写真

梅津:今日は会社では見せない顔を見せていただこうと思っています。趣味のものや集めているものを持ってきていただくようお願いしていましたので、そちらを見せてもらってもいいですか。

中村:最近ね、柄にもなくカメラ。写真とかスナップ写真。まぁもともと散歩が趣味なんで、休日とかこう…散歩するときに写真を撮ったりして。ちょっとじゃあその中から。白黒なんですけど何枚か持ってきたので。こんな写真です。

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梅津:お~。すごい。

中村:これはNO PARKINGって書いてあるところにおじさんが座って携帯でこうやってやってて。でもこの瞬間に私が立ち会えるっていうのはホントにこのおじさんが携帯やってる一瞬だと思う。こういうスナップっていうのは面白いなとか。

澁野:それ日本だよね。

中村:もちろん。

梅津:へ~これ、このままポストカードとかにいいかも。すごい。

中村:うん、けっこうね、人にあげたりすると喜ばれる。

中村:まあこんなようなことにはまってて。休みのたびにカメラ持ち出して撮ったりするんです。

●万年筆収集、山登り、昔のJMA

中村:あと趣味と言えばいろいろあるんですけど。万年筆収集とかね。

梅津:有名ですよね。(笑)

中村:もちろん旅行も好きだし、映画も好きだし、読書も好きだし、競馬とか麻雀とかそういうギャンブルも最近はあんまりやってないですけどそこそこ好きだったりするので。あと山登りとかね。多趣味なんですけど、なんかあんまり極められないっていう。

澁野:昔一緒に(山に)登ったこともあるよね。

OldDays_oze中村:あ、そうそう(笑)

梅津:え~!それどれくらい昔の話ですか。

澁野:それはもう25年くらい前か。

中村:そうそう、5月の連休に尾瀬に行ったことがあったよね。まぁ若かったから登れたんだね。会社終わって夜行電車に乗って、朝着いて登り始めるみたいなやつ。

梅津:その当時って社員何人くらいですか。

澁野:社員10人くらいかな。たぶんそれくらいだよ。

中村:昔は小さい会社だったから結構そういう旅行行ったりしたことあった。

梅津:それが今やね、人数が。

澁野:ねえ。人数が多くなったからね。

中村:10倍ですよ。社員数も10倍、売上も10倍。

梅津:ここまで大きくしてこられた澁野さん、どうですか今のお気持ちは。当時と比べて。

澁野:あんまり変わらないんだけどね、実は。

梅津:変わらないんですね(笑)。

………

昔 話にも火が付きつつ、社長交代についてお二人に語ってもらいました。 全ての関係者の皆様にご挨拶にお伺いしたいところではありますが、このコンテンツを通じて少しでも多くの方にお伝えできれば…と考えております。 今後とも、中村登新社長率いるジャパン・マーケティング・エージェンシーを何卒宜しくお願い申し上げます。

 

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